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貝灰での藍建て日記(すくも、灰汁、ふすま、貝灰)

消石灰を使った藍建て方法はこちら

灰汁だけで藍建てをする方法があると聞いたので、普通の灰汁醗酵建てと併せて、こちらも試してみることに。こちらの方法は消石灰を使用せず、phも調整する必要はないとのこと。藍が建つまでは灰汁のみで管理し、建った後で、貝灰とふすまを入れるとのこと。

消石灰を使用すると消石灰は溶けないので下にたまり、すくもから色が出るのを妨げてしまい、すくもがかたくなって、いいことはないとのことです。

うまく建てば普通の灰汁醗酵建てとどう違うか比較してみたいです。

ちゃんと教わってやっているわけではなく少しの情報と自己流で試しています。

15リットルの藍染液を作る
・すくも 1.5kg
・灰汁

1日目 2018/07/02
仕込み

すくも1.5kgをポリバケツに入れて、かたまりをほぐす。
ph12ぐらいの灰汁(だいたい3リットル)を沸騰させて、バケツの中に入れる。
すくもと灰汁を混ぜて、よく練る。1,2時間おいておく。
40度ぐらいの灰汁を7リットルぐらい入れる。
撹拌する。
PH10.5ぐらいになる。
phは気にしなくても良いとのことだけど、比較のために一応記録とっておきます。

 

2日目 2018/07/03

一日一回あまり泡を立てないように撹拌
PH10.0ぐらい。

 

3日目 2018/07/04

撹拌。
PH9.5ぐらい。

 

4日目 2018/07/05
嵩上げ

ph9.3ぐらい
表面に膜が貼っていてティッシュで試し染めをすると青くなった。(写真左側のティッシュ)

試し染め

一番灰汁(ph12.3ぐらい)を2リットル足す
ph10.45ぐらいに上がる。

 

5日目 2017/07/06

撹拌。ph9.90に下がっている。
試し染めも昨日と同じか少し濃くなっている。

 

6日目 2017/07/07

撹拌。ph9.80
試し染めは昨日より少し濃くなっている様子。
同じタイミングで建てている、消石灰を入れているほうよりは色の出がうすいみたい。

 

7日目 2017/07/08
嵩上げ

ph9.5ぐらい。
灰汁4.5リットル追加
撹拌後、phをはかるとph10.4ぐらいにあがっていた。

 

8日目 2017/07/09

撹拌。ph10.30。

 

9日目 2017/07/10

撹拌。ph10.04。
嵩上げしてから表面の膜がまだ薄いので、もう少し様子を見てみる。

 

11日目 2017/07/12

ふすま100ccと貝灰20gを追加。
撹拌しph10.10ぐらいになる。

 

このあと消石灰の藍建てと同じくしっかり染まるようになりました。
少し小さいバケツですが、小さいものを中心に染めていっています。

消石灰の藍甕との比較ですが、今の所自分の体験では、目立って違うことはないように思います。貝灰も入れると消石灰と同じような感じでPHが上がります。

また気づいたことなどあれば追記します。

こちら染めたもの一例です。