ART

AiAii工房の外壁に壁画を描きました

AiAiiの工房兼SHOPの外壁に壁画を描きました。

壁画のデザインプロセス

最初はスケッチからはじめて、基本的な形とコンセプトを固めていきました。藍染スタジオの宣伝的なデザインにしたくはなかったので、見て楽しいようなデザインにしました。あと、あまり派手すぎて近所の住人に嫌がられないようなデザインにするのも大事でした。なので、自然がテーマで自然の形などを用い、ただそれだけだと面白くないので大きく大胆な構図になるようにしました。

これは最後から2番めのデザインですが、実際のサイズの縮小で立体的に見ることができるので、いい感じに想像できました。

 

コンセプト

作るものが実際のものと少し”ズレている”アートを作るのが好きです。例えば、柔らかい織物で硬い陶器を表現したり、石の上にふわっとした髪の毛を描いたりといった感じです。私はカラフルな色が好きですが、私が描くカラフルな色は全て自然の色です。藍染めした時は自分手は青くなっているし、夕暮れ時は空はピンクやオレンジ色になります。木の葉っぱはいつも緑ではないし、海の色もいつも青色ではないです。

このデザインでは手が建物や葉っぱを包み込んでいるようです。葉っぱを拾いげているようにも見えるし、建物を抱っこしているようにも見えます。見る人の受け取り方によって違うように見えたらいいですね。一つの葉っぱが木のような大きさです。普段は小さい葉っぱの葉脈が木の枝のように見えるのも面白いです。デザインしている時は手と葉っぱが機織りのように重なり合うのか、今のデザインのように色がオーバーレイになって重なり合うのかにするのかで迷いました。

はじめは手は青色で藍染の手のようになるイメージでデザインしていましたが、最終的にはピンクの手と青い葉っぱに落ち着きました。横側のいち番手前の葉っぱが蓼藍の葉っぱです。

 

はじめのほうのデザインは手が左はしから一直線にでていますが、前面の壁は窓やドアやシャッターがたくさんありごちゃこごちゃしすぎているので、横側だけに手を描くようにしました。

 

壁画の下準備

壁は長年塗り替えられていなくて、状態が悪かったので、左官職人に修理してもらい、塗装職人に白っぽい色に塗っもらいました。近所の塗料店から白と赤、ピンク、黄色、青色のシリコン塗料を購入し混色して使用しました。

 

ペイント!

デザインが決まって、色も決まってからは、アウトラインを壁に描いていきます。全体のバランスを失わないようにメジャーで測りながら位置がずれないように描いていきました。

アウトラインができてからは、慎重に色も混ぜて塗っていきました。色の深みを出すために微妙に色を変えて塗り重ねていきます。壁のテクスチャがデコボコなので塗ったところがあみあみになるので丁度いい感じ透き通っている感も表現できました。塗料は全然透けないのでちょうどよかったです。

大阪から絵のうまい友達も来てくれて手伝ってくれました。リクエストの逆さまの鳩の「太郎くん」もうまく描きあげてくれました。

 

描いてる時は足場にメッシュシートがかかっていて全体が確認できなかったのですが、ほぼ終わったところで塗料店のおっちゃんが来てくれてシートをとってくれました。おっちゃんも早く見たかったみたいです(笑)。塗料はおっちゃんに色々アドバイスしてもらいました。

 

上の方のクローズアップです。足場があるときしか撮れないので撮っておきました。